'07 10/21 20:57
- 早朝の気温マイナス2℃。一番寒い朝になりました。
庭先の水は凍てつき、分厚い氷が張っていました
急に寒くなり、寒波襲来です。
冷え込む中、早くから皆さん天狗岳目指して出発なさって行きました。
日帰りの登山の方々も多く、すぐに市の駐車場は満車になっていました。
眩しい陽が射してくると今日は文句なしの雲ひとつない快晴。
遠くの山々が群青色に峰々を連ね、くっきりと聳え立っています。
特に、唐沢の谷あいから見る、三角の西の空の中央に木曽の御嶽山が初雪を頂き、ドーンと聳え立っている様は見事です。
今日の山登りのお客様の運の良いこと。一年中に何日もないような絶好な登山日和でした。
お帰りのお客様、一様に満足のご様子でした。
良かった!良かった!!。
'07 10/19 21:00
- 遅めだった紅葉がピークに差し掛かってきました。
唐沢鉱泉より上方の紅葉は緑の常緑樹の中に、山桜、ナナカマド、ドウダン、カエデ科の赤、ダケカンバ、白樺等の黄色が点々と日毎にはっきり鮮やかになってきました。
唐沢鉱泉より下方の紅葉は、緑、黄、赤、紅、オレンジの濃淡が相まって、それは綺麗な紅葉ぶりです。
唐沢鉱泉の玄関前の大モミジの樹も、一朝ごとに鮮やかに紅く変わってきています。
このモミジの樹が二階のベランダまで大きく枝を張っていますので、今の時期このお部屋にご案内するお客様は歓声をあげられます。部屋の正面が紅葉で真っ赤なのです。
今日は一日雨降りのお天気でした。
長期予報では明日の土曜日も雨マークでした。
山に登る予定のグループのお客様。お着きの折は大きなザックを持ち運びながら、あまり期待できないお天気にため息をおつきでした。
夕食時、明日のお天気を心配しながら見る天気予報が、なんと明日は快晴マークに変わっていました。
同時に大勢様の歓声が食堂に響き渡りました。
素晴らしい紅葉の中、青空の晴天の下、素晴らしい展望と満足な山登りが出来ますように…。つい、願ってしまいました。
'07 10/11 21:16
- 昨日の夕方の事です。
玄関にチョロチョロと小さな訪問者です。
丁度、居合わせたお泊りのお客様と立ち寄った外国のお客様が大喜び。
小さなお客様は珍しい【ヤマネ】でした。
めったに見られない訪問者に、写真を撮ったり、覗き込んだり大賑やかだったそうです。
残念ながら、私は留守をしていて見られませんでした。
撮った写真を見せてもらいました。
ネズミの仲間でしょうが、顔はネズミより平たく、尻尾はリスのように毛に覆われていて、ネズミのような尻尾ではありません。
その違いだけで、ネズミは気持ち悪いのに、ヤマネは可愛い…と思ってしまいました。
昔は、唐沢の庭にリス、オコジョ、ヤマネ、裏山にコウモリなどを良く見かけたものです。
庭の大木をまっすぐに上り下りしていたリスのつがい、
厨房の窓辺まで来てチョロチョロ遊んでいた子リス、
岩穴から岩穴へ走り廻るオコジョ、
木の穴にいくつもいくつも一緒に丸くなっていたヤマネ、
空けておいた部屋の押入れにぶら下がっていて腰を抜かすほど驚かされたコウモリ。
皆、昔の話です。
実際に懐かしい生き物を見られないで残念でしたが、まだ唐沢には昔からの自然が残っていることを痛感し、嬉しくなりました。
小さなヤマネが、元気で生き抜いていって欲しいと思いました。
'07 10/9 22:24
- 雨足の強い音で、朝が明けて来ました。
また台風の影響でしょうか。
お天気が悪いと、いつもより暗い朝です。
天気予報では、午後には晴れると言っていましたが「当たるかな…」と思ってしまうほどの雨の強さでした。。
唐沢鉱泉の周辺では10月の上旬、この連休中の頃が例年でしたら紅葉の真っ最中の筈でした。
今年は相当遅れています。
この連休に紅葉を見込んで、楽しみにお越しくださったお客様には本当にお気の毒でした。
申し訳なく、私が「すみませんね…。」と謝りました。
午前中の雨の中を用事で下りました。
途中は濃い霧になっていて、スモールランプを点けて下る程でした。
午後、用事を済ませて唐沢に登る頃には、雨は上がっていましたが三井の森の別荘地の中あたりは、まだ濃い霧に包まれていました。
別荘地を抜けて唐沢鉱泉の林道に入ると、パッと霧が晴れて青空が出ていました。
下界から見ると、きっと天狗岳に掛かる雲を抜け出たところでしょうか。
霧が晴れると、【何と言うことでしょうか。】
青空の下の山々は、秋色に色付き始めているではありませんか!!
濃淡の緑の中に、点々と赤、紅、黄色のコントラストがとても綺麗になってきています。
散歩コースの八方台入り口の対岸の、山桜の群生地辺りが赤く染まり始めていました。ここは本当に綺麗になるところです。
一朝ごとに、確実に紅葉は進んでいます。
明日の紅葉の進み具合が楽しみです。
今度の週末辺りがピークになって、きっとお客様に喜んでいただけると期待しています。
'07 10/8 05:59
- 昨日はお天気も良く、連休もあって山に登る方々の多かった事。
朝早くから、唐沢鉱泉のすぐ下にある市の駐車場はアッという間に満車になって、唐沢鉱泉の駐車場にまで停められています。
大勢のグループの方々が楽しそうに、和やかそうに通りすぎてゆきました。夕方には、満杯だった駐車場がスキスキになっています。日帰りの登山者の多いこと!!
晴天の秋空の下、山登りを堪能なさったことでしょう。
今朝早朝5時、12℃、昨日の寒さに比べて生暖かい朝です。
下り坂の天気予報を受けて、早くに山にお発ちのお客様がお出かけです。
早く行って、早くのお帰りをお勧めしました。
雨に遭わずに、楽しんできてください。
お帰り後の入浴を楽しみに…。とおっしゃって出発なさってゆきました。
'07 10/3 21:01
- 唐沢鉱泉の庭には、強力ビームでライトアップをしています。
ひとつは前の池に向けてです。
夕暮れからのライトアップは、池の淵から前の池に迫った山の木立を幻想的に照らし出しています。
暗い周りから浮かび上がるように映し出される夜の大自然。
風に揺れる樹々の光と影の様、その姿を映す池の輝き。
見ていて飽きない趣です。
もうひとつは、西尾根の登山道に向けてライトアップしています。
下山が遅くなり、暗くなってもお帰りにならないお客様が多々いらっしゃいます。
そんな時、以前は車のライトを登山道に向けてライトアップし、お客様のお帰りを待ったものです。
現在はこの山に向けてのライトアップが、山から遅くなったお客様への唐沢鉱泉への目印になっています。
昨日も、雨天の為、ゆっくり山を回られ遅くなってしまったお客様が、夕方6時を過ぎてもお帰りになりません。
ここの所すっかり日も短くなり、夕方6時を過ぎると樹林帯の山道は真っ暗になります。
ヤキモキしながらお帰りを待ちました。
間もなく、ヘッドランプをつけてご夫婦でのお帰りでした。山の中は、圏外で携帯電話も使えなく、連絡も出来ず恐縮していました。
【暗い山道で、唐沢鉱泉からのライトの灯りが何より心強かったです。】とおっしゃる奥様の言葉に、良かった....と思いました。
二つは、趣と救助用のライトアップです。
'07 10/2 21:30
- 雨天のためでしょうか、この唐沢も急に涼しいのを超えて肌寒い日が続きます。
昨日まで浴室の脱衣所に置いてあった扇風機が,今日は急にストーブに変わっています。
夏から秋、いいえ、もうストーブの季節に変わりつつあるこの唐沢です。
この分だと、遅れ気味の紅葉も急激に進んでくることでしょう。
'07 10/1 20:06
- 唐沢鉱泉のお客様が主体となって、【唐沢、山の会】と言う会を作ってくださっています。
150名近くの会員の方がいらっしゃって、お客様の代表が事務局,会計,お世話人となってくださり、年に何回もイベントを行ってくださっています。有難い事です。
昨日は総会を兼ねた茸採りイベントが行われました。
生憎の終日、雨降りのお天気でした。
雨にも負けず、雨天決行でした。
雨具を着て茸採りに参加なさる方、残って炊事班として徹して下さる方。
唐沢鉱泉のベランダに雨よけのブルーシートが大きなテント風に掛けられました。
そのテントの下に、茸なべ用の大鍋、バーベキュー用の炭のカマド、茸ご飯の大釜、テーブルなどが設置されました。
晴天ならば、池の淵に設置されます。
雨音の大きくなってきたブルーシートの下で、炊事班の方々が皆が採って来るであろう茸待ちの状態で、待機します。
間もなく、茸採り班の方々がマイクロバスにてお帰りになりました。
シートに広がった茸たちは、残念ながら半分以上は不食のため捨てられてしまいました。毒キノコはお断りです。
唐沢鉱泉で用意していた茸と共に、待っていた大鍋に入れられて、茸鍋の出来上がり。
下山なさってきた、通り掛かりの方々にも振舞われています。大雨で濡れた身体に、温かい茸汁はおいしかったことでしょう。
雨の中、ブルーシートの下で盛大に、賑やかに、和やかに、今年の茸鍋イベントの総会が終わりました。
見上げるブルーシートは真っ青で、まるで晴天の青空の下に居るような錯覚さえありました。
今年も、楽しんでいただけましたでしょうか。