'08 5/31 21:38
- 朝からの雨の小寒いお天気でした。早朝気温、5℃。
明るくなって晴れそうで、結局晴れなかった雨の一日でした。
明日、6月の第一日曜日は【八ケ岳の開山祭】です。
雨の中、登って行く方々も大勢おりました。
雨のため諦めて、温泉でゆっくりの方々もおりました。
お泊りのお客様は、明日の晴天に期待して、天狗岳に登られる予定の方が大勢様いらっしゃいます。
明日は晴天になりますように…。
開山祭の八ケ岳を楽しんで頂けますように…。
お泊りのお客様全員の方に、今年の開山祭の【サラサドウダン】の記念バッチをお配りしました。
唐沢鉱泉周辺のサラサドウダンももう少しで咲き始めます。
'08 5/30 20:37
- 雨天だと諦めていたお天気が良くなって、湯治予定だったお客様は八方台方面にお出かけでした。
「展望も良く、なんか得してしまいました。」とご機嫌でした。
ゆっくりお入りになった男湯にはニシキウツギがだんだんに色を変えて咲き、白、ピンク、紅ととても奇麗になってきています。
「窓のすぐ外のツンツンといっぱい出ているのは何ですか。」
男湯も女湯も、低い窓の外には【スズラン】の新芽がツンツンと尖っていっぱい出てきています。
もう少し経つと、葉が広がってきて、葉の陰に白い可愛い花をいっぱい咲かせてくれることでしょう。
入浴しながら、目線でスズランをお楽しみいただけます。
'08 5/29 21:16
- 穏やかな暖かい日が続きました。
裏の日陰に残っていた【最後の雪の固まり】も、日に日に小さくなって、とうとう昨日消え去りました。
唐沢の周りは、【春、たけなわ!】
山桜の花は散りかけ、紅色の葉は日毎とに色を変えながら大きく広がってきています。もう少し経つと緑の葉に変わってゆきます。
白樺の新芽、カラマツの新芽、あらゆる植物達のがやわらかな柔らかな緑で日ごとに緑を増して来ています。
殺風景だった山が嘘だったように、緑が山一面に広がってきています。全てが一生懸命…。
白樺の仲間のダケカンバは、まだ芽吹き初め。
今の時期は、芽吹きの加減で、白樺とダケカンバの違いが一目瞭然です。
山桜の紅、柔らかな新緑の緑、濃い常緑樹の緑、コントラストがとても奇麗です。
【あっちを見ても、こっちを見ても…唐沢の春の真っ最中です。】
'08 5/25 18:34
- 今朝からの強い雨と風。
登る予定の方々は空を見上げて、ため息混じりに諦めていました。
昨日のうちに、大勢様で天狗岳一周なさったグループの方々は、強い雨風の外を眺めてほっと一息なさっていました。
外の強い雨足を窓越しに、男湯の浴室のあの【ど根性なニシキウツギ】が、今年も一回目の沢山の花を咲かせ始めてくれました。冬までの間に4回ほど花を咲かせてくれます。
岩の割れ目から種から出てきたあのニシキウツギです。
今年で15年目迎え、立派な枝ぶりになってきました。
一昨日、昨日と、あまり気になりませんでしたが、今朝早朝に賑やかな開花に気が付きました。
白からピンク、紅色に変わって行く可愛い花です。
枝々に沢山の花とつぼみを持っていました。
つい数えてしまうと、20個近くの花が付いています。
お客様は大喜びなさるやら、感心なさるやら…。
湯船に浸かって、目線の位置に咲く白、ピンク、紅の可愛い花。湯と共に和ませてくれる花です。
暫くは次から次へと咲きつづけて来ることでしょう。
ずっと咲き続けていて欲しい可愛い花です。
'08 5/23 20:44
- 今日の日中の暑い事。
下界では夏日の地域が沢山あって暑い日だったようです。
唐沢の爽やかな陽射しの中で、みんなが庭掃除をしてくれています。
雪の解けた後からは、枯れ草、ゴミがいっぱい集まります。
庭はどこまでも広く、お掃除するのは大変です。
今日の日中は唐沢でも特にすごく暑くって、みんな汗びっしょりで頑張ってくれていました。
裏庭の日陰にはまだ雪の塊が残っています。
この連日の快晴で、塊はどんどん小さくなってゆきます。
沢山あると早く解けて欲しいと思いますし、残り少なくなってくると、今の時期のお客様の喜ぶ貴重な残雪に、もう少し残っていて欲しい…と、自分勝手な思いを巡らせてしまいます。
今日の様な暑い日が続けば、残雪は後数日の楽しみになってしまいそうです。
'08 5/22 20:15
- 昨日も今日も、とても穏やかな快晴になりました。
春霞の遠く向こうかなたに、御嶽山を中央にした、左に中央アルプス、右に北アルプスの美しく雪を頂いた連峰が連なっています。
霞んだ空の上に浮き上がったような不思議な美しい雪の連峰でした。
昨夜の夕食時に、お隣の席になったお客様同士が意気投合し、とても盛り上がっていらっしゃいました。
ご常連のグループで来られた方と、初めてお一人で来られた男のお客様同士でした。
朝食の時またご一緒になって、車で来られたグループの方が誘っておいででした。
「一緒に八方台までハイキングに行きませんか。こんなに良いお天気の日は八方台からの景色は抜群ですよ。車で入り口まで行って、後は少し歩くだけですから如何ですか。」
朝食後すぐにお出かけになりました。
昼近くにご機嫌でのお帰りでした。
「八方台を案内してもらいました。辺りの山々も教えてもらいました。花の説明も、樹の説明も、周囲の様子も教えてもらいました。快晴で景色も最高、山桜も満開。その上、足を延ばして、桜平までドライブに連れて行っていただきました。」と興奮気味に喜んでおいででした。
【旅は道ずれ…】とは言いますが、初めてのお客様を親切に接待してくださったご常連のお客様に思わず心から感謝してしまいました。
有難うございました。お連れ下さったお客様以上に感謝しております。
'08 5/20 21:04
- 天気予報どおり、雨降りの朝でした。
「雨もまた良いですね。」と、雨模様の外を見ながら入浴中のお客様。
「のんびりするには雨の日が良いですね。お天気が良いとつい歩きたくなってしまいます。今日はゆっくり談話室の本を読み漁ります。」
午後から、パッと晴れました。
本当にパッと晴れました。気持ちよく晴れました。天気予報どおりです。
本を読み漁る予定だったお客様は、いそいそとお出かけになって行きました。
雨も良し、晴れもまた良し...の今日一日でした。
明日はもっと良い一日になりそうです。
お客様はどこまで楽しみながら歩かれることでしょう。
'08 5/19 20:06
- 穏やかな日が続きました。
相変わらず、ノソノソとカモシカは建物の周りを徘徊しています。お客様は大喜び、写真を20枚も撮ったという方もいらっしゃいました。
【薄緑色のほのかな新緑が少しづつ進んで来ている中に、山桜が美しく咲きほこっています。】
花のみが咲き乱れ、散ってから葉が出てくる里の桜と違って、山桜は開花と共に新芽も一緒に出てきます。
その新芽は里の桜の緑の葉と違い、紅い新芽の葉が出てきます。
やがてその新芽は広がってくると紅色から緑色に変わって来る不思議な芽吹きです。
ですので、今の山桜の開花の時期は、花のピンクと紅の葉っぱが群生して、まるで紅葉のようです。
さながら、春の紅葉…と言えます。
群生地は本当に、ふんわりと奇麗な山肌です
皆さんに見ていただきたい今の山桜の開花時期です。
'08 5/18 19:33
- 明け方までの雨がうその様な快晴の朝でした。
夕べの雨は夢だったのかな…と、庭をしげしげと見てしまいました。
確かに植え込みは湿り、シャクナゲの大きな葉は雨露に濡れていました。
外国人のご家族を含めてのお客様。
ご婦人の入浴中、浴室の外でまたいつものカモシカが来て枯れ草を食んでいるのに遭遇。
外国のお子様は大喜び、大人も大喜び。
【宣伝して、看板にしたらどうですか、都会からのお客様は喜ぶと思いますよ。】と、同行のお客様方がおっしゃいます。
あのカモシカにこれからも棲みつかれたら、折角植え込んである山ウドの新芽も、行者にんにくの新芽も、ヤナギランの新芽も、クガイソウの新芽も、植え込みの様々の新芽を食べ尽くされてしまいそうです。
庭が丸坊主になってしまいそうで心配です。
唐沢鉱泉にとっては、招かれざるカモシカと言えます。
そのお客様に、【そんなに気に入っていただけたなら、連れて行ってください~~。】と言うと、みんなで爆笑しながらお帰りになりました。
'08 5/17 20:57
- 穏やかな日が続きます。
週末で、天狗岳を目指す方々が大勢いらっしゃいました。
皆さん冬山の装備で登って行かれました。
まだ陽の高いうちに皆さん下山なさって来ました。
まだまだ今年の残雪は多く、春の雪山は暖かくズボズボと足元が埋まってしまうとのことでした。
頂上まで…と欲を掻かずに、展望台で快晴の展望を楽しんで下山なさった方が何人もいらっしゃいました。
「春の雪山は、疲れてしまう…。でも、下山しての唐沢の湯は本当にその疲れも取れました。」と言ってくださいます。
'08 5/16 19:07
- 昨日、今日と快晴の日が続きます。
残雪がいつまでもあって、やるにやれないでいた庭掃除。
まだ裏庭には沢山の雪が残っていますが、快晴を見て待っていましたとばかりに皆で庭掃除を始めました。
カリカリと熊手で枯れ草を掻きます。
枯れ草を掻く人、植え込みの枯れ枝を集める人、集めた草を運ぶ人、出てきた小石を集める人。
気になっていた雪解け後の周囲が奇麗になってゆきます。
驚くのは今年の冬は、いつもいるカモシカがここに棲みついていたのでしょうか。雪の塊の解け去った、空間の所々に、それこそ何箇所も建物の周りに、これでもか…というほど沢山のコロコロした鹿の糞(ふん)の山が残されていました。
今までこんな近くに、こんなに沢山のフンが残されることはありませんでした。不思議なほどの不気味さでした。
カモシカには、お客様は出合うと喜んでくださいますが、ここに住むものは閉口してしまいます。
みんな片付けて奇麗になりました。
庭もさっぱり奇麗になってきました。
裏庭の残雪が解けたら、今度は裏庭の掃除が始まります。
'08 5/15 13:43
- 久し振りに本当に久し振りに早朝からの快晴になりました。
カーテンの隙間から明るい朝の陽射しが差し込んできます。
浴室には朝陽がキラキラと眩しい位に早くから降り注いできます。
浴槽の湯がキラキラとゆれて、朝陽を写します。
岩の苔が、そしてシダが朝陽を受けて一層緑に輝いています。
【今日は文句なしの快晴になりました。】
昨日までの唐沢鉱泉に吹く風は冷たく、心寒い風でしたが、爽快な青空の下の今日の唐沢の風は本当に爽やかな気持ちの良い風です。
白樺の、カラマツの、ドウダンツツジの、ちょぴり芽吹きを感じ始めた樹々の枝が柔らかな風に揺れます。
その間を小鳥達が囀りながら飛び渡ってゆきます。
これが今の旬の風景だよな~~と思いながら、まだ日陰に残る雪の塊に目をやりながら、昨日までの悪天気、今日ののどかな快晴のお天気をつい比べてしまう私がいました。
'08 5/14 19:34
- もう本当にびっくりです。
朝からの雨が雪に変わり、横殴りに空を真っ白にして降ってきます。
天気予報では、午後からは晴れに変わるとのことでした。
雪の降る中を、車のワイパーで積もった雪を払いながら街に下ってゆきました。
少し下ってゆくと、もう雨に変わっていました。
私たちは高い標高のところに住んでいるのだと再認しました。
道脇には山桜の花盛り、オオカメノキも花盛り…、なのに唐沢鉱泉の庭は一面の雪景色…。
午後、用事を終わり唐沢鉱泉に向かう頃には、あたり一面に青空が広がり、快晴のお天気に変わっていました。
唐沢の庭の雪はすっかり解け去り、今朝の雪景色が嘘のようでした。
変な陽気に、驚いてしまいます。
明日は快晴の予報に、ホッとしています。
'08 5/13 20:12
- 外は寒っぽい日が続きますが、浴室の中は陽射しと湯気でポカポカと暖かくってまるで植物園のようになって来ました。
浴槽脇に組まれた巨石には日毎に苔の緑が濃くなってきます。
男湯の窓脇のニシキウツギに緑の新芽が目立ち始めてきました。
岩陰のシダは一朝ごとにくるくるとしたゼンマイ状の頭をもたげてきています。
リンドウも針の様な尖った新芽を少しづつ伸ばしています。
女湯の窓脇の背高のっぽのナナカマドは2m近く伸びて、枝の先々の葉を広げ始めています。
岩に根付いたドウダンツツジは米粒の様な新芽をつけ始めています。
どの樹も、どの草も、どの苔も、日毎に頑張って緑を濃くしてきています。
浴室は男女共に、植物園のようになってゆきます。
'08 5/12 20:50
- 現在、午後8時半の気温、2℃。
肌寒い夜です。館内にはストーブが燃え続けています。
外は深い霧に包まれています。
ライトアップされた池の周囲の部分の景色だけが、幻想的に浮かび上がっています。
白樺の木立が一層際立っています。
寒い日が続きますが、唐沢鉱泉林道沿線には春の花が咲き始めています。
山桜が山をほんのりと薄ピンクに染めています。
オオカメノキが白い花を上向きに咲かせて、日毎に花が大きくなってきて山が賑やかになってきています。
タチツボスミレが薄紫の小さな花を咲かせて、道脇の土手に群生し始めています。
唐沢の遅めの春が静かに訪れて来ています。
'08 5/11 20:02
- 何と言うことでしょう。
昨夜からの雪が今朝は10センチ以上も積もった朝になりました。
あたり一面の銀世界、5月上旬過ぎとは思えない風景です。
お客様もびっくりですが住んで居る私たちもびっくりです。
たくさんの水分を含んだ重い雪は、樹々を軋ませながらあちらこちらで、ボタボタと雪の塊を落とし続けています。
やがて道の雪は早消えて、上ってきてくださったお客様が身体をつぼめて、寒い寒いと言いながら玄関に飛び込んできます。
皆さん一様に、この春の大雪にびっくりでした。
'08 5/10 11:55
- 5月も早上旬も終わります。
賑やかだったゴールデンウィークも無事通過し、お越しくださったお客様に感謝いたしております。
雪山に登られた方々、
まだ雪の残るハイキングコースを一周なさった方々、
神秘的な源泉を覗かれた外はどこにも出られず温泉三昧なさった方々、
談話室の山の様なマンガ本に埋もれながらで漫画三昧なさった方々。
卓球三昧のご家族もいらっしゃいました。
どなた様も、貴重な連休を唐沢鉱泉でお過ごしくださって有難うございました。