霧積温泉(群馬県) | 山の温泉ガイド

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【概略】群馬県 霧積温泉 @碓井郡松井田町 群馬山中、ノスタルジックな涼秋、2軒点在
【泉質】霧積温泉入之湯(金湯館)源泉硫酸カルシウム塩泉 39° 無色透明きりづみ館六角風呂
【標高】約970m、山と渓谷の温泉
【環境】一軒宿が2軒
【登山・観光】鼻曲山・妙義山・旧中山道自然歩道・碓氷関所跡・めがね橋・碓井鉄道むら・横川文化村
特徴
西条八十先生の詩で歌われた、かつて軽井沢が栄える前のリゾート地。明治の中頃には別荘や商店が建ち、一時期大発展したといいます。今はその面影もなく群馬を代表する山奥の秘湯となっている。弱アルカリ性で肌によい泉質は何度でも訪れたくなります。鼻曲山登山、留夫山-熊野神社縦走、自然歩道ハイキング、霧積川では渓流釣りが楽しめる。近くの小根山森林公園は野鳥種の宝庫。


めがね橋

帽子

西条八十先生作 

--母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね?
ええ、夏碓井から霧積へ行くみちで、
渓谷へ落としたあの麦稈帽子ですよ。
--母さん、あれは好きな帽子でしたよ。
僕はあのとき、ずいぶんくやしかった。
だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。
--母さん、あのとき、向うから若い薬売が来ましたっけね。
紺の脚絆に手甲をした---。
そして拾はうとしてずいぶん骨折ってくれましたっけね。
だけどとうとう駄目だった。
なにしろ深い渓谷で、それに草が
背丈ぐらい伸びていたんてすもの。
--母さん、本当にあの帽子どうなったでせう?
そのとき傍に咲いていた車百合の花は、
もうとうに枯れちゃつたでせうね。そして、
秋には、灰色の霧があの丘をこめ、
あの帽子の下で毎晩きりぎりすが鳴いたかも知れませんよ。
--母さん、そして、きっと今頃は、--今夜あたりは、
あの渓間に、静かに雪が降りつもっているでせう。
昔、つやつや光った、あの伊太利麦の帽子と、
その裏に僕が書いた
Y・Sという頭叉字を
埋めるように、静かに、寂しく--。

※きりづみ館さんのパンフレットからテキストに起こしました。

源泉
霧積温泉入之湯(金湯館)源泉
硫酸カルシウム塩泉、39° 無色透明


きりづみ館六角風呂


熊野神社紅葉の始まり 10/18/'08


熊野神社


鼻曲山 鼻曲山縦走と霧積温泉


鼻曲山縦走から妙義山・裏妙義

効能
アトピー・皮膚病
共同浴場
なし
電車で
信越線利用
高崎駅から信越線30分横川駅下車

北陸新幹線利用
軽井沢駅下車→横川行きJRバス(1日7往復、約40分)終点横川駅下車

横川駅から徒歩12Km、約3時間、叉はタクシー、約25分。

お車で
関越自動車道→松井田妙義インターより約35分。
R18から碓氷旧道に入り途中「霧積温泉入り口、坂元の町終り」から右に入る。ここから約9Km
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