旭岳温泉(北海道) | 山の温泉ガイド

特徴

北海道の最高峰、噴煙上げる「旭岳」西麓の勇駒別川に沿い、自噴の源泉が点在する川湯系の温泉。20を超える2000m級の山々がひしめき、十勝連峰から見る大雪山の山塊はまさに「神々の遊ぶ庭（カムイミンタラ）」と言うに値する山容でした。北海道の山の標高は1000m足して考えるよう言われますが、旭岳4合目（標高約1600m）の姿見駅周辺は本州の室堂に良く似た環境です。ロープウェーで気軽に行く事ができ、チングルマやエゾツガザクラ、キバナシャクナゲなど高山植物のお花畑が楽しめ、雪渓残る夫婦池や姿見の池が神秘的でした。冬はロープウェーを利用したバックカントリーや、クロスカントリーコースは１１月から５月の毎日整備され、全日本ノルディックスキーの強化合宿に利用されています。XCコースは無料で利用できます。

大雪山に住む野生動物・生物：
ナキウサギ・エゾリス・エゾモモンガ・キタキツネ・エゾシカ・クロテン・エゾオコジョ・ユキウサギ・ヒグマ

登山情報はこちら→旭岳と中岳温泉　日本百名山と山岳温泉

旭岳ロープウェー
（通年、GW後2週間休み）

夫婦池


姿見駅から岩室周辺のお花畑


姿見の池

源泉

カルシウム・マグネシウム・ナトリウム硫酸塩-塩化物泉：総計2.079g/kg
無色透明、無味無臭、やや塩味。
源泉温度：源泉による　約47～51°。

姿見駅から下山路、「天女ヶ原」
冬は蝦夷松林を縫うバックカントリーコース。


勇駒別川、駒止滝


岩の湯（野湯到達困難、難路20分熊注意）

効能

神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・痔疾・慢性消化器病・慢性皮膚病・冷え性・疲労回復・病後回復期・切傷・やけど・動脈硬化症・慢性婦人病

共同浴場

なし

電車で

札幌→函館本線、特急約1時間23分→旭川→旭川電気軌道バス→旭岳温泉
旭川電気軌道バス：夏期シーズンは往路1000円（夏期以外は無料）、復路は宿に無料チケットあります。

お車で

札幌→道央道、82Km→旭川鷹栖IC→約1時間30分→旭岳温泉
※旭岳温泉からの下り、天人峡方向との合流は天人峡方向が優先です。

飛行機で

旭川空港→約40分→旭岳温泉

問い合わせ