- 特徴
古い民家を移築した建物で、中庭の木々を眺め、マタギ料理が味わえる料理旅館。手間をかけ、出汁の効いたお料理はどれも大変おいしく、名物の熊刺しや夏の鮎尽くし、秋冬の松茸土瓶蒸しなど、季節を変えて何度でも訪れたくなる宿です。冬の黒光りする岩魚の造りは身が締まり、遠火の塩焼きはホクホクと、松茸土瓶蒸しは濃過ぎるほどの旨み、熊鹿鴨のマタギ鍋は熊油が全体をまろやかに仕上げ、鹿刺しのみそ焼きはレアで大変おいしく頂きました。お風呂は家族風呂がひとつですが、源泉を加温しながら掛け流しにしており、湯ざわり柔らかく、しっかりした浴感があります。現在特別室に特別な料金設定はありません。早目の予約で囲炉裏端でマタギ料理を頂きゆっくりお寛ぎください。
08/01/31再訪更新
閉館されました。
門戸のくぐり戸をぬけるとクマがお出迎え。
縁側でくつろぎのひととき。
瀟洒な玄関の佇まい
冬の中庭
- 料理
マタギ料理(通年)・山菜料理(春)・鮎づくし(夏)・きのこ料理(秋)
- 熊刺しは冬眠中の熊だけを使用しているので、癖もなく、口の中でサッと溶ろける柔らかさ。
- 鮎づくしのそばつゆは、出汁も鮎という懲りよう。
- お食事場所:移築のお食事処
(特別室は客室も可)
移築のお食事処
十右衛門名物の熊刺しと鹿刺し
移築の間での秋冬のお料理
○秋冬の一例:
梅肉和え等先付け、山菜小鉢、岩魚の造り・塩焼き、熊・鹿刺し、松茸土瓶蒸し、熊鹿鴨マタギ鍋、鹿刺しのみそ焼き
湯豆腐、朴葉味噌、自然薯、煮物の朝食
○自然薯の粘り、出汁の効いた湯豆腐など、朝から食欲旺盛。