壁湯温泉(大分県) | 山の温泉ガイド

特徴

川岸が２ヶ所に渡って洞窟のようにえぐられているのは、川底岩盤から大量の湯の湧出があったからでしょう。今から約300年前の享保年間に猟師が傷を癒しにきた鹿を見つけ、お湯の湧き出しを発見、川を仕切ってできた温泉と伝えられています。２ヶ所の湧き出しのひとつが共同浴場、もうひとつは福元屋天然洞窟温泉です。どちらも湯船底の岩盤から湯が涌くのは昔のまま、湯は割と温めですが逆に湧き出し付近は暖かく感じられ肌触りが柔らかい、。最初共同浴場で足元湧出の温泉に充分満足していると、隣り福元屋の風呂は岩肌が露出し自然なままの感じがもっと凄いと地元の方に教わり早速入湯、湧き出す湯を感じ、底の丸石に腰掛け、昔のままの洞窟で長湯をしました。風呂から川面を飛ぶカワセミを見つけた事には、この川なら当然の事と特に驚きませんでした。

町田川と洞窟風呂 奥が共同浴場、手前福元屋

ホタル：5月下旬～6月中旬

長者原から久住山


壁湯天然洞窟温泉


町田川、のどかな風景


竜門の滝、12月の大雪の日


「瑞巌寺、麿崖仏」崖下に掘られた仏様

源泉

単純温泉：
無色透明、無味無臭。
源泉温度：約39°。

効能

神経痛・リウマチ・胃腸病・美肌効果・婦人病

共同浴場

足元岩盤から湧出　大人200円　H15.12。

電車で

東京→新幹線約4時間52分→博多→久大本線、久留米経由、特急約1時間40分→豊後森駅
小倉→日豊本線、約1時間32分→大分駅→久大本線、特急約1時間12分→豊後森駅

豊後森駅→タクシー15分または大分交通、宝泉寺行きバス、壁湯バス停下車→壁湯温泉

お車で

博多方面→大分自動車道→玖珠IC下車、約15分
別府方面→大分自動車道→九重IC下車、約10分

飛行機

大分空港→約60Km
大分空港→湯布院～大分空港ノンストップ高速バス、約55分→湯布院駅→久大本線、特急約30分→豊後森駅→タクシー15分または大分交通、宝泉寺行きバス、壁湯バス停下車→壁湯温泉

問い合わせ