- 特徴
1962年週刊朝日連載、水上勉「飢餓海峡」の舞台となった宿、その雰囲気が息吹が今も残る...。標高約320m雷電山登山口にある一軒宿の秘湯、暫く休業されており05年に再開。再開の事はもちろん知らないその年の2月、休業中のこの秘湯を訪れ、深い雪に埋まるこの宿の再開を願い、渓谷に香る硫黄の匂いだけかいで帰りました。到達難易度、奥深い自然環境、弘化元年(1844年)から続く歴史、1954年築の下見板の趣きある建物、そして渓谷に湧く足元湧出の露天風呂といい、全国的にも稀に見る本当の秘湯と感じました。無垢の木の床板はひかり、館内や脱衣室は清潔に保たれ、きれいな寝具も用意されており、気持ちよく過ごすことができます。再開されてから夕食は自炊となっていますが、その事が幸いし、コンロや食材、お酒を持ち寄り、まるで山形の芋煮に集まるグループのように奥深い山の一夜を、秘湯を楽しみ、鍋を囲み、会話を楽しむグループの憩いの場となっています。商業的な雰囲気もなく良い方に守られている温泉です。
飢餓海峡:青函連絡船遭難と時を同じくして発生した岩内大火の前夜、岩内の温泉宿朝日温泉に宿泊した人物とは?遭難者が2名多いという謎に迫る。
朝日温泉玄関、雷電湯元の看板
谷あいの宿
玄関板の間、自家発電の館内
※冬期休業中の訪問。 05/02/24
(この時露天風呂の存在を知っていれば...)
- 料理
※夕食は自炊です、食材をお持ちください。お酒も持込可。
※厨房設備もお貸しします。ガス代1人100円
※カセットコンロをご持参いただき部屋でご使用頂けますが焼き物はご遠慮ください。鍋はOK。
朝食一例:
紅鮭やタラコなど素材良く、山芋や目玉焼き、おひたしを見ても手間をかけられているのが分かります。手作りのお新香や梅干、ぶどうとミニトマトのデザートなど、繊細なお料理を大変おいしく頂きました。ご飯お味噌汁はお代わりできます。(品数も多く、食欲が進み共同のお釜のご飯がなくなってしまいました)
朝食
- お食事場所
- 夕食は自炊、お部屋又はお食事処にて。
朝食:お食事処
食材調達のお勧め店
永沢商店(写真)0136-56-2136:鮮魚・乾物がお安く調達できます。朝日温泉へ行くと言えばサービスしてくれるそうです。このページを見たと言って下さい。
尻別川河口磯谷橋
- 内湯
男女別:
岩風呂、浴槽は仕切られ2つに分かれ、湯温を変えています。
日帰り入浴:9時~19時、600円(小人300円)
電信柱を利用した梁組みの浴舎
適温源泉掛流し
きれいな寝具羽毛布団、浴衣
お食事処
- 露天風呂
混浴露天風呂
足元湧出の露天風呂
- 客室
和室 5室、(12畳大部屋1室) 15名様収容
- Top -〒045-0025
北海道岩内郡岩内町字敷島内117番3
電話:080-1870-1867