三斗小屋温泉(栃木県) | 山の温泉ガイド

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【概略】栃木県 三斗小屋温泉 @那須郡奥那須三斗小屋温泉 歴史ある山岳の秘湯、徒歩2時間
【泉質】単純泉(低張性中性高温泉) 無色透明 50°
【標高】標高1465m、山中の歴史ある温泉
【環境】2軒
【登山・観光】茶臼岳・朝日岳・三本鎗岳・隠居倉・沼原・五葉の泉・鏡沼・展望台
  • 大黒屋 大黒屋
特徴
 日本百名山のひとつ、今なお噴煙上げる茶臼岳(那須岳)の北西、隠居倉の斜面中腹に位置し、那須ロープウェー山麓駅上の県営駐車場から2時間歩かなければ行けない秘境に湧く温泉、1142年発見。大正以前、板室宿から三斗小屋宿、野際新宿と続く会津中街道に人馬の往来があった頃は主に湯治と白湯山信仰の行者で栄えた歴史がある。最盛期(明治元年頃)には柏屋・大黒屋・三春屋・佐野屋・生島楼の5軒が営業していたが、その後戊辰戦争(1868年)での全戸消失などがあり、現在は明治44年に黒磯駅前より進出した煙草屋と大黒屋の2軒のみとなっている。利用者は登山者が大半であるが、無垢の自然の中で、山菜取りや釣り、登山、高山植物・野鳥観察を楽しみ、ゆっくり滞在(湯治)をしてみたいものです。

三斗小屋宿:
三斗小屋温泉から徒歩40分にある宿場跡。

白湯山信仰
出羽三山の信仰登山と同じように、月山(茶臼岳)、白湯山、朝日岳を登ることを三山がけと称し信仰した。
白湯山とは茶臼岳の西側、白濁した湯が湧いているあたりを指す。御宝前の湯とも呼ぶ。

※峰の茶屋の強風は要注意です。特に朝夕は物凄く、下の県営駐車場で寝ているとき車ごとひっくり返されるかと思いました。
山行記:那須岳と三斗小屋温泉
2006年4月14日 三斗小屋温泉から北湯、三本槍岳 山スキー
三斗小屋温泉へ至るルート
ロープウェー山麓駅(←15分、20分→)登山指導所(←30分、50分→)峰の茶屋(←40分、30分→)沼原分岐(←20分、20分→)三斗小屋温泉

※ロープウェーに乗り山頂駅から行くルートもありますが、かえって時間がかかり、また砂礫で歩きにくいそうです。
※板室からの林道は難所。平成13年から通行止めの予定。



峰の茶屋から茶臼岳1917m
ゴーゴーと噴煙を上げています。


朝日岳1896m
アルペン的山容で、ニセ穂高の異名をもつ。


つつじ
登山指導所上の登山道で

清水平、ハイマツの群落帯
標高1700mぐらいにある群落として注目される。

隠居倉道
五月初旬、淡紅色のアズマシャクナゲにはじまりハクサンシャクナゲ、ナナカマド、イワカガミ、ハクサンチドリ、そして秋、深い青紫色のリンドウと咲き乱れる。

参考文献:三斗小屋温泉誌
発行:三斗小屋温泉誌刊行委員会 大黒屋旅館方
源泉
単純泉(低張性中性高温泉)、無色透明 50°
効能
神経痛・胃腸病・皮膚病・虚弱体質・外傷・糖尿病・花柳病・リュウマチ・原因不明の難病・体質改善(婦人病)など
共同浴場
電車で
東北新幹線利用
東京駅→新幹線なすの75分→那須塩原駅
仙台駅→「やまびこ」75分→那須塩原駅

那須塩原駅または東北本線に乗り継ぎ黒磯駅→東野バス75分(黒磯から60分)→那須ロープウェー山麓駅→徒歩約20分→峠の茶屋県営駐車場(登山口)→徒歩約1時間40分
お車で
東北道利用
那須IC→那須高原線、ボルケーノハイウェー経由、約18Km→峠の茶屋県営駐車場(登山口)→徒歩約1時間40分
[冬期] 大丸駐車場から峠の茶屋駐車場の区間が通行止めとなります。通行止め期間:12月1日~3月31日 ※那須町ホームページ
那須IC→那須高原線、ボルケーノハイウェー経由、約16Km→大丸駐車場→徒歩約20分→那須ロープウェー山麓駅→徒歩約20分→峠の茶屋県営駐車場(登山口)→徒歩約2時間
問い合わせ
大黒屋:電話:090-1045-4933
東野バス:電話0287-62-0858
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